2014/01/10

#9 (~0_0~) ? で ?? ダイエット系飲料を飲む男性は ??? 


やっぱり2型糖尿病に なりやすくなるみたいなのですがー・・・・・・。


というわけで、「怠惰な栄養ニュース」こと、










































 ちっとも 健康じゃないけど 健康ニュース」

の9回目は、「ダイエット系飲料と2型糖尿病」の後編。

#8の「フランスの女性教師6万6千人大調査」に続き、今回は男性版です。
が、しかし・・・・・・、全員、工場勤務とは言え、その数、約2千。
でも、あの『のぼうの城』だって、500人 vs 20,000人です!

いえ、別にそういう話ではなくて、
『日本の中年男性における 
砂糖入り飲料及びダイエット・ソーダの摂取と 2型糖尿病発症リスク』(←訳は手抜き)
なのであります。

この調査結果は2013年の春に発表されました。

英語論文の「概要」が、こちら ☟ にあります。

『Sugar-sweetened beverage and diet soda consumption and the 7-year risk for type 2 diabetes mellitus in middle-aged Japanese men 』

日本語のものは、ネット上で発見することができなかったのですが、ニュースサイト等で、この「ニュース」を読めます。
「検索」で探してみてください。

「糖尿病の患者数は、欧米のみならずアジアでも増加傾向にあり、
その原因のひとつではないか、と、そう言われているのが、
やはり欧米のみならずアジアでも、その摂取量が増加傾向にある
清涼飲料水( soft drink )です。」

「砂糖入りの飲料の摂取と2型糖尿病発症との関連は、
欧米での調査・研究により、既に明らかになっていますが、
ではアジア人についてはどうなのか・・・」

ということで、欧米人よりは細身である日本人男性について調査。

「ダイエット・ソーダと 2型糖尿病との関連については、研究が2例しかありません。
両研究の結論は、一方が『関連あり』、もう一方が『関連なし』、と異なり、ダイエット・ソーダは糖尿病の発症に関わるのかどうか、いまだ不明です。」

というわけで、この調査のポイントは「ダイエット・ソーダ(人工甘味料でカロリーをおさえたコーラ等の炭酸飲料)」です。

対象者は北陸の工場に勤務する男性2,037人。
職場では毎年、健康診断がありますから、この健診結果と、食事等に関する質問票との組合せにより、調査解析。

期間は2003年から2010年までの7年間。
対象者の年齢は、2003年当時で35歳ー55歳。
平均年齢は40代の中頃のようです。

2,037人中、2010年までの7年間に糖尿病発症となってしまった方は170人。

1型糖尿病か2型糖尿病かはチェックしていないものの、対象者は中年の男性であり、毎年の健診の結果からも、「やはり2型」、ということになるようです。

で、「ダイエット・ソーダ」、
つまり「人工甘味料でカロリーをおさえたコーラ等の炭酸飲料」の摂取との関連をみると・・・、
こうなりました ☟ 。

ダイエット用の炭酸飲料を週に1回以上飲む男性の、
 2型糖尿病の発症リスクは、
 ほとんど飲まない男性の1.7倍」

これは☝、運動量が多いのか少ないのか、とか、お酒はどれくらい飲むのか、とか、
糖尿病発症に関わる他の要素の影響をちゃんと除いて、解析した結果、なのだそうです。

「1回」というのは、英語の論文の表記が「 1 serving 」となっていますので、そう訳したのですが、この「1回」分の量は 多分 250 ml くらいです。
日本で食事等の調査をする場合、清涼飲料水については、基準が、たいてい「250ml」になっているので。

これは、きっと、コーラやジュースで「缶」と言えば、日本では「250ml」だったからだろう、と思うのですが、一方、アメリカでは、こういう調査の基準となる「1回」や「1缶」を約350mlの12オンス缶にしている例が多いみたいです。(←250ml くらいになっている場合もあります)


それはともかく、
じゃ やっぱり危険なのか、人工甘味料・・・・・・、
と、気になるところですが、その点は、いまだ不明。

ダイエット系を飲んでいると、つい安心してしまって食べ過ぎる、
とか、
運動不足とか体重増加中とか、そもそも糖尿病になってしまいそうなタイプの方がダイエット系を飲んでいる、
とか、
やはりそういう可能性はあるみたい、なのだそうです。

で、人工甘味料自体にも、
「もっと甘みを!」
と、甘いものへの欲求を促進させてしまう効果(?)があるっ、
・・・のかも知れない、ということなのでした。

そう言えば、#7にも書きましたが、
日本栄養士会ではこう言っています。☟

http://www.dietitian.or.jp/consultation/c_02.html



ところで、この「日本人男性2,037人調査」の発表論文執筆時には、まだ2例しかなかった
「ダイエット・ソーダ(人工甘味料入りの炭酸飲料)と2型糖尿病との関連」についての調査・研究ですが、その「2例」というのが、これです。☟☟ 


2010年秋に発表された こちらの ☟ 調査では、「関連なし」。

Sugar-sweetened and artificially sweetened beverage consumption
 and risk of type 2 diabetes in men

アメリカで男性40,389人を20年間追跡調査したそうです。
人工甘味料入りの飲み物については「関連なし」となったのですが、
砂糖入りの飲み物のほうは、あきらかに 2型糖尿病発症のリスクを上げ、
でも「砂糖入りの飲み物の、その1回分を、コーヒー1杯(230ml)に!」
おき換えればっ、上がったそのリスクをコーヒーが少し下げてくれるそうです。



で、2009年頃に発表となった、こちらの調査では ☟ 「関連あり」。

Diet soda intake and risk of incident metabolic syndrome and type 2 diabetes in the Multi-Ethnic Study of Atherosclerosis (MESA)

「ダイエットソーダを毎日、飲む人」の2型糖尿病の発症リスクは上がりました。
「毎日、飲む」と訳しましたが、「 at least daily 」とのことですので、「1日1回以上」。
(1回分の量は不明)
ただし、やはり、ダイエット・ソーダが直接どう作用しているのか、ということまではわからないそうです。




人工甘味料、とくにアスパルテームについての調査・研究は続いているようですが、アメリカでの大規模調査で、
「清涼飲料水を1日4缶以上飲む人は、
全然飲まない人と比べて、
うつ病になるリスクが1.3倍!
特に、人工甘味料入りを選ぶ人の場合、
このリスクはもっと上がります!」
というのがありました。

で、でも、「1日4缶以上」って・・・・・・。

250ml 缶だったとしても、毎日1リットル以上!
350mlの缶なら、毎日1.4リットル以上!!

毎日毎日、そんなに飲みまくるあなたに、いったい何があったのでしょう。

50から71歳の男女265,000人調査、なのだそうですが・・・。


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(上のほうの妙なカットはー・・・、「うま年」ですしー・・・、
「うま」と言えば~・・・・・・・、と、あーなって、こーなって、
映画の『帝都物語』を、つい・・・、思い出してしまいましてー・・・


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