2015/02/13

#20 (◎◎;)『日本人の食事摂取基準』改定! 対応準備中です

簡単!栄養 and カロリー計算  
のブログ係です。(◎ ◎)(◎-◎;)

#20 は「ビタミン D! 」の予定であったのですが、すみません、急遽 変更。(◎-◎;)

何しろ、『日本人の食事摂取基準』が改定されるのですーっ !! (◎ ◎)




そ、そーなのでした。
5年毎にバージョンアップ!
『日本人の食事摂取基準(2010年版)』が
『日本人の食事摂取基準(2015年版)』へと、もうすぐ移行するのです。


で、『日本人の食事摂取基準』とは、何なのか、というと・・・、

たとえば、この簡単!栄養 and カロリー計算

食事内容を入力して結果を表示してみると・・・ 


☜この「推定平均必要量」とか「推奨量」とか「目標量」とか、こういう数値がすべて、『日本人の食事摂取基準』に準拠しているのです。
(個人データとして入力してある数字は、超・偏食で不健康なブログ係が、便宜上、身長 2m の運動不足な男性に変身したと仮定したものですので、無視してください)



 そもそも、なぜ「食事摂取基準」というものがあるのか、というと 

日本人の食事摂取基準(2015 年版)の概要

1.策定の目的 
日本人の食事摂取基準は、健康増進法(平成14 年法律第103 号)第30 条の2に基づき厚生労働大臣が定めるものとされ、国民の健康の保持・増進を図る上で摂取することが望ましいエネルギー及び栄養素の量の基準を示すものである。

2.使用期間
使用期間は、平成27(2015)年度から平成31(2019)年度の5年間である。」
(厚生労働省)

ちっとも健康じゃないわたくし、ブログ係の B は、
でも実はっ、
容姿がこれ以上崩壊していくのは嫌だっ、とか、
将来寝たきりになったり認知症になったりするのは困るっ、とか、
そういうことは、やはり気になります。

やはり基本は「食事」と「運動」!
そうすれば「容姿」だって、きっと、少しは・・・、多分、なんとかなります、それなりに・・・。
それはともかく、「平成27(2015)年度から」ということは、
新年度、つまり今年の4月から「2015年版」になるわけです。


厚生労働省の報道発表資料(2014年3月頃)によれば、【改訂のポイント】は以下の通りです。


~生活習慣病の予防を重視。エネルギーに関する指標として、目標とする「体格(BMI)」を新たに提示~

【主な改定のポイント】
1)策定目的に、生活習慣病の発症予防とともに「重症化予防」を加えたこと。

  ・エネルギー・栄養素と生活習慣病(高血圧、脂質異常症、糖尿病、慢性腎臓病)の発症予防・重症化予防の関連についてレビューを行い、検討。

2)エネルギーについて、指標に「体格(BMI)」を採用したこと。

  ・エネルギーの摂取量及び消費量のバランス(エネルギー収支バランス)の維持を示す指標として、体格(BMI:body mass index)を採用。

  ・成人期を3つの区分に分け、目標とするBMIの範囲を提示。肥満とともに、特に高齢者では低栄養の予防が重要。

3)生活習慣病の予防を目的とした「目標量」を充実したこと。

  ・ナトリウム(食塩相当量)について、高血圧予防の観点から、男女とも値を低めに変更。

     18歳以上男性:2010年版 9.0g/未満 → 2015年版 8.0g/未満

     18歳以上女性:2010年版 7.5g/未満 → 2015年版 7.0g/未満

  ・小児期からの生活習慣病予防のため、食物繊維とカリウムについて、新たに6~17歳における目標量を設定。



とくに 2) 「エネルギーについて、指標に「体格(BMI)」を採用 にご注目ください。

簡単!栄養 and カロリー計算 サイトでは、一同・・・・・・、


「一同」
と申しましても 、ちょっとしかおりませんが、いちばん外様っぽいわたくしなど、
これからは、たとえば、
「現場から逃走したのは BMI 30 くらいの男!」
と表するようになるのかっ、とすら思いました。(←ここまで飛躍する人は、まれですが)

あ、でも、
「体格(BMI)」
となっていますから、「体格」って案外と言葉で表現しにくいし、
「BMI 30 くらいの人でした!」と答えることができるようになるのって、いいかも・・・・・・。

私の某・親族は、出産後、「『中肉中背の赤ん坊』という言い方は、ありだろーか・・・」と、自分の子供の体格表現に悩んでいました。

それはともかく、BMI 採用という点に関して、それがどういう意味を持つのか今いち把握できていない私は、正確な理解のために、厚労省の資料をさがしてみましたところ・・・・・・

つまり 旧 2010年版では、
「性、年齢階級別に必要と推定されるエネルギー量を算出し、『推定エネルギー必要量』を提示(基礎代謝量、身体活動レベル、性、年齢、身長、体重を用いた推定式による)」

ーーであったものが、2015年版では、
「エネルギーの摂取量及び消費量のバランス(エネルギー収支バランス)の維持を示す指標として、『体格(BMI:body mass index)』を採用
成人期を3つの区分に分け、目標とするBMIの範囲を提示。肥満とともに、特に高齢者では、低栄養の予防が重要
※推定エネルギー必要量は、参考値として提示」

「エネルギーの摂取量と消費量のバランスの維持」というと・・・、
「現在の体重を維持、でぶの方は現在のその『でぶ度』を維持」
と誤解してしまう方が、(私以外にも)、いらっしゃるかも知れませんが、そんなはずはありません。
まず、目標とする BMI が提示されているのです。
こうです 
          BMI
18~49歳   18.5~24.9
50~69歳   20.0~24.9
70歳 以上  21.5~24.9

幅があります。
BMI は、身長を、センチではなくメートルで表示して、
体重(kg) ÷ 身長(m) × 身長(m)

ということは、
体重(kg) ÷ 身長(m) ÷ 身長(m)
このほうが、電卓で計算する時、楽なんですけど、
a ÷ (b × b )=a ÷ b ÷ b で、いいんですよね? ね? ね? ね?

たとえば18歳で身長150センチなら、BMI 18.5 で、体重は41.6kg 。
BMI 24.9 なら 56kg 。
この範囲ならOKよーっっ・・・・・・
って、なんか範囲が広すぎるような気もしてしまいますが、
ともかく、56kg より重い方は、まずは 56kg を目指し、41.6kg より軽い方はまずは41.6kg を目指して、到達した暁には、この範囲でキープ!

この「範囲の広さ」で思い出しましたが、
筆者Bはその昔、
「雨 時々 晴れ」と言うか、「でぶ 時々だけたまに スマート」であった若い頃、
同じ身長の女性アイドルが私より 7~8kg 軽いことに愕然(がくぜん)とし、
私と同じ身長・体重の女性アスリートがちっともでぶに見えないことに、
もっと愕然としましたが、今にして思えば、あれは筋肉と脂肪の差だったのです。
アスリートの方に付いていたのは筋肉で、私に付いていたのは脂肪!
脂肪は軽い。筋肉は重い。
筋肉は脂肪より重かったのでした。
つまり、筋肉マンや筋肉ウーマンの場合、BMI の数値は、多めになってしまいます。
BMI の範囲は、やっぱり幅広に設定してあるほうがよいみたいです。

で、そもそも BMI 18.5~24.9 というこの数値は、年齢層「18~49歳」に於ける「総死亡率が最も低かった BMI の範囲」なのだそうです。



 

というわけで、
では我々簡単!栄養 and カロリー計算  は、
この「エネルギー」問題にどう対応するべきなのか、
あわてまくってからよく考えてみましたところ、そう言えば、当サイトは元々 BMI 対応でした。


 
 

但し、「BMI 22」で、「エネルギー必要量」を算出しています。


 

いえ、実は「 BMI 22 」が、「統計的にもっとも病気にかかりにくい」と言われてきたからなのですが、新たに提示された「目標とする BMI の範囲」の、まん中くらいの値ではあります。
(70歳以上では、22はちょっと低め)

では、例えばー・・・、
「『入力結果』のページでエネルギーの過不足を表示するのをやめ、年齢毎に、目標 BMI に則した幅のあるエネルギー量を参考表示する」

ダイエットしたい方には使いづらいかも・・・・・・。

いえ、それよりも、
150センチの18歳は、41.6kg から 56kg まで変動しまくってもOKよー、
みたいなことになると、それはやっぱりちょっと心配・・・。

この計算式をミスなくプログラミングするのも、ひょっとすると、か、かなり大変・・・・・・。

では、例えばー・・・、
「かなり大変」なのは、人手が足りない現状では無理かも知れないので諦めて、
「BMI 22 で計算しています。
BMI【 体重(kg) ÷ 身長(m) × 身長(m) )】は、
18~49歳  18.5~24.9、
50~69歳  20.0~24.9、
70歳 以上は 21.5~24.9 が目標とされています」
と、しっかり目立つように書き込んでおく・・・・・・。

いえ、もっとがんばって、
「各利用者の BMI に合わせたエネルギーの参考値を表示し、その参考値からの過不足を%で表示する」

あ、でも目標BMI の範囲外の方への対応がー・・・・・・。


あ、でもそういうことよりも、
そもそも、摂取エネルギーの過不足って、大人の場合、
その人の体重が減っていくのなら、その体重をキープするのに必要なエネルギーが不足していることになり、
体重が増えていくのなら、その体重をキープするのに必要なエネルギー以上を摂取していることになります。
身長は、大人であれば、ほとんど変わらないので、
BMI値【体重(kg) ÷ 身長(m) × 身長(m)をキープするには、
体重をキープすればよく、
BMI値を下げるには、
体重を減らせばよく、
つまり、BMI採用となった『日本人の食事摂取基準(2015年版)』に対応する最強のツールは、実は、ヘルスメーター!
我々簡単!栄養 and カロリー計算 がどうがんばっても、絶対、勝てません!

ヘルスメーター、万歳!!! \( * ´ ∇ ` * )/




・・・・・・とか、時間が押しているというのに、今頃になっても、まだ考えております。
推奨量や目標量が変更された各栄養素につきましては、現在、せっせとチェック中です。

皆様きっと御存知のように 簡単!栄養 and カロリー計算 は、
簡単に「栄養 and カロリー」を計算できます。
たとえばりんごなら「中 1個」とか、アバウトな入力でも、だいたいの過不足がわかります。

今回の『日本人の食事摂取基準』の改定にあたり、この「簡単!」とか「アバウト」とか「だいたい」とかと、どう折り合いを付けていくべきなのか、まだまだ思案を続けております。


ところで、こういうサイトへの入力って、つい、体重、少なめにしたくなりません?

食べたものもー、なぜか都合よく忘れちゃったりしてー、なんとなーく、ちょっとだけー、
少なめに-、しておきたくなっちゃったりするんですけどーー・・・、
・・・って、私だけかも・・・。


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〈追記〉「『日本人の食事摂取基準(2015年版)策定検討会』報告書」のうちの
「Ⅱ 各論 『エネルギー』」のページに( p.54 ←このPDF内では10枚め)、
このように  ☟ 記載されていました。(ブログ係のBにより、一部、「網掛け」)


3─2─3.目標とするBMI の範囲
 観察疫学研究の結果から得られた総死亡率、疾患別の発症率とBMI との関連、死因とBMI との関連、さらに、日本人のBMI の実態に配慮し、総合的に判断した結果、当面目標とするBMI の範囲を表3 のとおりとした。


特に70 歳以上では、総死亡率が最も低かったBMI と実態との乖離が見られるため、虚弱の予防及び生活習慣病の予防の両者に配慮する必要があることも踏まえ、当面目標とするBMI の範囲を21.5~24.9 kg/ とした

しかしながら、総死亡率に関与する要因(生活習慣を含む環境要因、遺伝要因など)は数多く、体重管理においてBMI だけを厳格に管理する意味は乏しい。

さらに、高い身体活動は肥満の予防や改善の有用な方法の一つであり 38)、かつ、高い身体活動は体重とは独立に総死亡率の低下に関連することも明らかにされている40,41)。

したがって、あくまでも、BMI は、健康を維持し、生活習慣病の発症予防を行うための要素の一つとして扱うに留めるべきである

特に、70 歳以上では、介護予防の観点から、脳卒中を始めとする疾病予防と共に、低栄養との関連が深い高齢による虚弱を回避することが重要であるが、様々な要因がその背景に存在することから、個々人の特性を十分に踏まえた対応が望まれる。

例えば、後述する基礎代謝基準値並びに参照身長を用い、身体活動レベルをふつう(Ⅱ)としてエネルギー必要量を計算すると、18~29 歳、30~49 歳、50~69 歳、70 歳以上でそれぞれ、男性で2,300~3,000、2,100~2,800、2,100~2,600、2,000~2,400 kcal/日、女性で1,800~2,400、1,800~2,400、1,700~2,100、1,700~1,900 kcal/日となり、幅があることが分かる。

さらに、同じBMI 又は体重でも、エネルギー必要量には無視できない個人差が存在することに注意すべきである。


表3 目標とするBMI の範囲(18 歳以上)   1,2

年齢(歳)         目標とするBMI(kg/㎡)
18~49                18.5~24.9
50~69                20.0~24.9
70 以上               21.5~24.9
    3


1 男女共通。あくまでも参考として使用すべきである。

2 観察疫学研究において報告された総死亡率が最も低かったBMI を基に、疾患別の発症率とBMI との関連、死因とBMI との関連、日本人のBMI の実態に配慮し、総合的に判断し目標とする範囲を設定。

3  70 歳以上では、総死亡率が最も低かったBMI と実態との乖離が見られるため、虚弱の予防及び生活習慣病の予防の両者に配慮する必要があることも踏まえ、当面目標とするBMI の範囲を21.5~24.9 kg/㎡ とした。


(ここに書かれている「 というのは、「m の二乗」のことで、「平方メートル」ではないのですが、まぁ数字の上では同じになります。メートル表示した「身長」の二乗です。身長 150cm なら、1.5 × 1.5 です)
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